
こんにちは、ハカセであります。
本日は“食物繊維のとり方のコツ”についてお話いたします。
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2025年版)』では1日25g以上の摂取が望ましいとされていますが、実際の平均摂取量は17~19gと不足しています。積極的に摂取量を増やしたいところですね。
量とあわせて、意識してほしいポイントがあります。
それは「様々な食品から食物繊維をとる」こと。
食物繊維には食べ過ぎを防ぐ、便通を良くする、腸内環境を整える、糖質や脂質の吸収を穏やかにする、有害物質の排泄を促すなど、健康効果は様々。ただし、これらの働きは食品に含まれる食物繊維の種類によって異なるのです。
ですから、できるだけ色々な食品から異なる種類の食物繊維を取ることが、健康効果を最大限に引き出すことにつながります。
穀物、豆、野菜、芋、海藻……食物繊維を多く含む食材はたくさんあります。主食を雑穀米や全粒粉の麺にしたり、豆や芋を副菜や汁物、あるいはおやつにとり入れてみるといいでしょう。
異なる種類の食物繊維をバランスよく含んだ栄養補助食品もあります。
無理なく続けられる方法を選ぶのであります!